とある女教師の日記

姫之森　桃

約10年前、ヴァンパイアの襲撃により一家殲滅になった家が発見される。
周辺の話によると5歳程になる男の子がいたはずだそう。
黒髪のおとなしい男の子だったそうだが家には男女数人の大人の死体のみで行方不明。







約2年前、灼滅者と教師人によってヴァンパイアの居城になっていた家を討伐。

家の中を探索すると地下の薄暗い部屋の中に手錠で繋がれた少年を発見。

くすんだ桃色の長髪、白く細長い体。
薄汚れた白い衣服を着用
首を主に体中に多数の噛み痕

ヴァンパイアの保存食かペットとして飼われていたか。


殆どしゃべらず。
一度部屋の明かりが消えた際には異常におびえ、「ごめんなさい」を繰り返す。


歩行可能。
部屋内は自由に動けたようだ。



外に連れ出すと目を痛がる。
何年も囚われていたのだろう。
弱視の兆候有。

瞳の色は白に近い灰色

教師が持っていたサングラスを着用させる。



名前不明
私が「キレイな桃色の髪だ」と褒めると喜ぶので「桃」と名付ける




約１年間私が担当となり日本語をはじめ日常生活、教養を教える。
学習能力は高いようだ。
知識欲が高く、なんでも1度教えれば殆ど覚える。


過去の記憶は無いようだ。
相変わらず暗所恐怖症である。

体の傷はほとんど無くなったが手首の手錠の痕が残ってしまった。
本人は気にしていない様子。



美術と音楽が好きなようだ。
特に音楽はギターやピアノを自主的に練習している。





ダンピール×サウンドソルジャーの灼滅者であることがわかる。


2012年三鷹北キャンパス高校に入学。