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モモのブログだヨー♪ 日記とか書くかもー
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「夜居酒屋いこー♪」

「ぇー、いいだケド、デザイナーさん、飲み過ぎダメだヨー?」

「大丈夫大丈夫♪今日のトコ楽しいから♪」

「楽しい居酒屋なのー?」

「そーよー」




「…かんごく、…?」

「そー、監獄居酒屋♪」

「ヤー!なにこれ入り口お化け屋敷じゃん!」

「いやいや、監獄だって」

「ヤダヤダヤダ!絶対怖い!」

「大丈夫だからー、ほら、モモ入って入って♪」

「ヤー!!」






「…うぇぇ、ヒック、デザイナーさんのウソつき、バカー!」

「アハハ!モモ本気で泣くんだもん、お化けが困ってたじゃん」

「暗いトコ嫌いだし、お化け襲ってくるし、ヒック、ズビッ」

「肩叩かれてたねーモモー、超悲鳴あげるからそっちにビックリしたわよー」

「ガイコツに、肩叩かれタ…グスッ」

「最後手振ってくれたじゃない、あんまりに泣くから」

「嬉しくないー!ヒック、もー絶対行かないからネッ!!」

「あははは!」






お化けキライー!!
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「姫」

「…んー?ズビッ」

「お前、風邪引いただろ」

「…んぁー…ズビッ」

「どっちだ、それ」

「(首をブンブンと振る)」

「声出ないんだろ」

「…ズビッ」

「鼻水啜ってばっかりじゃないか」

「んー……ズビッ」

「…お前、帰れ。病院行ってこい、熱あるぞ」

「ぅー」

「帰れ」(ベシッ)

「んー!…ズビッ……か、ぇる、」

「帰れ帰れ」

「…ズビッ…せん、せ、さょ、…ら」

「喋るなよ、喉痛い奴が」

「んー…ズビッ」
「うふふーモモーモモー♪」

「ちょとデザイナーさん、電車だから静かにしてだヨー」

「えへへー♪」

「あ、デザイナーさん、駅!駅!」

「んー?…っと、と」

「デザイナーさんしっかり歩いてー」

「エー?」

「え、ちょと!降りる、デス!あ、待って!あ…」

「えへへー歩けないやー♪」

「あー!?もー!降りれなかっタ!!」

「あららー」

「もー!デザイナーさんのバカー!!」


「チョークで学校に落書きしませんかー?」

「でっかいおにーさん!俺、やる!やる!」

「やってくれるノー?はい、チョーク」

「地面かいていいの?」

「いいだヨー♪」

「…出来た!芋!」

「お芋ー?サツマイモー?」

「うん、サツマイモ!」

「おー♪あ、じゃあ焼き芋しようかー?」

「???」

「まず串にさしてー、薪が欲しいだネー?描いて描いてー?」(カキカキ…)

「木!描く!」

「いっぱい薪ができただからー、火をつけましょー♪」(カキカキ)

「焼き芋できた!」

「できター♪」







「せんせーおじゃましまーす♪」

「職員室は失礼しますだ」

「しつれーしまーす…せんせーが、縫い物してる!」

「私だってしたくてしてる訳じゃない…今度、保育所に、行くので、名札が欲しいんだと…」

「…せんせ、せんせ、それ、ドラ○もんであってるなの?」

「…そうだが?」




「顔怖い!」

「うるさいなー、そうだ、お前作れ。得意だろ、工作」

「えー、いいだケド、せんせが作らなくていいの?」

「適材適所だ、じゃあよろしく」

「あーい」










ちょと口がモニョモニョなっタ!

「姫はまだいるか?」

「あ、せんせー今帰るトコー。どしたのー?」

「お前工作好きだろ」

「うん?」

「じゃあこれ」

「…?ナニコレ、ロボット?」

「ガンプラだ」

「ガンプラ!知ってる!ロボット!」

「今度美術の授業で使うそうなんだが、数が多すぎて先生が作りきれないらしい。
お前、好きだろ、こういうの」

「楽しそ!やるやる!」

「だと思った。姫が手伝うって言ったらこれ渡されたんだ、やれ」

「わーい♪」

「因みにそれ、パーツ多いから頑張れってよ」

「あーい♪」






ある店で立ち止まるピンク頭の大男。

棚に置かれているそれを眺めて思案している様子。

店員といくつか話をしてふにゃ、と笑いながら購入した。



「…だから言ったじゃないか」

「…ズビッ…明日までにはなおすもん…ックシ!…」

「夜中に薄着で歩き回ってるからだろ、大人しく寝とけ」

「…ックシュン!…あぃ…」



「……」

「何で呼ばれたか分かってるだろ、姫」

「……ぁぃ」

「友達が心配なのはわかるが、深夜に高校生がチョロチョロしてるんじゃない」

「……」

「探すのはひとまず止めろ、エクスブレインの予測を待て」

「…オレだって、探せるもん」

「お前には出来ない」

「出来るかもしれないじゃん!!」

「エクスブレインでもないお前には無理だ、さっさと帰って寝ろ。体壊すぞ」

「…オレもう子供じゃないもん」

「ガキが、何言ってる」

「…お、お母さんみたいなこと言わないでヨ!!」

「………」


ネクタイを捕んだ瞬間、机と椅子もろとも壁まで蹴り飛ばす。


「…お前の母親なんて、なれるわけないだろ」


意識のない生徒にそう呟くと教室を出た。


「そこで倒れてるアホを保健室のベットに縛り付けとけ」

「は、はい…」



生徒指導室で言い争う声が聞こえたかと思うと、一瞬の沈黙の後、轟音が聞こえる。

荒々しく扉を開けて出てきた女教師は近くにいた生徒に


『そこで倒れてるアホを保健室のベットに縛り付けとけ』


それだけ行うと、早足でどこかにいってしまった。
部屋のすみには引っくり返った机と椅子、それと背ばかり大きい生徒が倒れたまま動かなかった。

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